悔しさをバネに

 昨日は中学生のレッスンがありました。毎回、レッスンの最初の10分くらいを会話練習の時間に充てています。不規則変化動詞を含めた動詞の過去形を勉強したので、ここ数回のレッスンでは、その日にあったことや、週末にしたことなどを話題に話をしています。練習では、講師の質問に答えるという形での会話が多くなりがちなので、時々、生徒が講師に質問するようにしたり、スピーチのように3分程度の時間を与えて自由に話させるようにしたりしていますが、やはり会話を主導していくのはまだ少し難しいようで、思うように言葉が出ないフラストレーションがひしひしと伝わってきます。そんな時も講師は、その場ではできるだけ英単語を与えず、知っている言葉を使って言ってみるよう指示します。週1回、たった10分の練習をより実践的なものにしたいからです。思うように話せないもどかしさを感じること、それが言えるようになりたいと思って辞書を調べたりすること、そんな能動的な学習が本当の英語力へとつながると考えています。
 小学6年生から英語を始めて、2年と少しになる生徒ですが、本当によく話せるようになってきていて、とても嬉しく思います。