2009年9月

 阿弥陀籤

 「あみだくじ」 くじの線の引き方が阿弥陀仏の光背に似て放射状であったことから名前がついたと辞書に書いてありました。英語で何と言うのか、そもそも英語圏の国々に「あみだくじ」があるのかさえも分かりませんが(今度nativeの友人に確認してみます)、今日は「あみだくじ」を使って英語の練習です。
 ボードに6本の縦線を引き、上に男女のピクトグラフ、下には職業の絵カードを貼りながら、”He’s a doctor.” “She’s a magician.” と平叙文を言っていきます。そして、生徒たちはサイコロを振り、出た目の数だけ横線を加えます。くねくねの線や上へ上がる線を書く子も。全員が書き終えたら線の部分を隠し、それぞ
れの男女がどの職業に変わったかを予想します。さぁ、カバーを外し、AMIDA TIME! 生徒は順番にあみだをたどる係です。”Is she a vet?”と質問。係があみだをたどり始めると、子どもたちから思いがけず懐かしの”AMIDA SONG”。♪あっみだっくじ~、あっみだっくじ~♪ 平成生まれの子どもたちがこの歌を知っていることにひそかにびっくり。たどった先は……残念、vetではありません。”No, she isn’t”と係の子が答えます。なかなか当たらないだろうと思っていましたが、正解が2つありました。
 この「あみだくじ」の他にも、カードを使ったゲームなどをして、Is she/he ~?の質問を何度も口に出して練習したので、このunitの文法事項をしっかり身につけることができました。
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 自慢の(?)一品

 Kids1で“Is this a ~?”を勉強するときに登場するです。段ボール箱に100円ショップのポップな包装紙を貼って作ってあります。
 学習中のUnitのトピックは「動物」なので、動物のぬいぐるみを箱の中に入れます。生徒は両サイドに開けた穴から手をいれ、手探りで何の動物かを当てます。”Is this a lion?“・・・”Yes, it is.”
 変な物が入っているはずはないと分かっていても、箱の両サイドに開けた穴から手を入れるのはちょっとドキドキ黒ハート揺れるハート黒ハート揺れるハートするんですね。途中でこっそり文房具のぬいぐるみを入れてみます。四角形の物体・・・。え?こんな動物はいないだろう。なんだ?「え~、何これ?わから~んっ」 “It’s a book!” と講師。細くて長い物体。snakeのぬいぐるみはなかったと思うけど・・・。もしかして・・・。”Is this a pencil?”・・・”YES, it is!! Wow!“ 「『動物』じゃないじゃん!!」と子どもたち。楽しみながら、Is this a ~?の疑問文が自然と身につく「」です。
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 レッスンを見てください

 シルバーウイークが終わりました。行楽地はどこも大変な人出、高速道路もひどい混雑で、楽しみながらもどっと疲れた連休だったのではないでしょうか。9月のこの時期にこんなに長い休みがあるのは初めてです。暑さが和らぎ、寒くなるのもまだ先という時期の休みもいいものでした。次のシルバーウィークはいつになるのでしょうか。
 昨夜のこと。レッスンの終わり頃にお母さんがお迎えに来られました。教室はオープンスペースになっているので、生徒の近くまで来て、宿題の答えあわせをしているのをご覧になっています。昨日は名詞の単数形・複数形を聞き取る宿題でした。CDをかけ、もう一度聞いて答え合わせをしました。複数形の”-s(-es)”は大きくはっきり「~ズ」などと発音するものではないし、CDなどではなおさら聞こえにくいのですが、宿題の答えがすべて正しかったのを見て、お母さんが「いや~、あれがちゃんと聞き取れるんですね。私はわからなかったわ。学習の成果が少しは出てるんですね。」とおっしゃっていました。いえいえ、お母さん。「少しは」どころか学習の成果は十分に出ていますよ。教えていると、子どもたちが習ったことをよく覚えていることに感心するし、習い始めた頃に比べてずいぶんいろんなことを言えるようになっていると嬉しくなります。特にレッスン最初の英語でQAをする時間などは「感涙もの」です。
 家庭では英語を使うことはあまりないだろうし、親の前ではテレがあったりして、「今日何を勉強してきたの」と聞いても「忘れた」とか言って、本当に成果が出ているのかしらと心配になることがあるかもしれません。「大丈夫です。すごくよくがんばって、いろんなことを吸収してくれています」と、私は自信を持って言えますが、是非レッスンを見てください。保護者の方にレッスンの様子を見てもらえるのはいつでも大歓迎です。お忙しい毎日だと思いますが、お子さんを教室に送って来たときにほんの10分残ったり、少し早めにお迎えに来たりして、レッスンを見てみてください。私と同じように「感涙」必至です。わーい(嬉しい顔)

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