パズル感覚で

昨日のKids3クラスはフォニックスの学習でした。[u:]と発音するew、oo、ueの3つのつづりを勉強しました。
同音異字のことばは、既習の音との組み合わせを示して読むヒントを与えるとすんなり読めるのですが、自分でつづるのは難しいです。[u:]の発音が聞き取れても、ew、oo、ueのどれを使うのかは判断できず、やはり暗記に頼るところがあります。
それでも、選択肢が限られれば覚えるのが楽になると思います。そのためew、oo、ueのつづりはカードを何度も見せたり、繰り返し言わせるようにしたりして、徹底的に覚えさせます。
1時間のレッスンが終わるまでには、たいていの子どもがスペルを言えるようになります。
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Kidsコース3年目になると、文を作る練習をします。Kids2から継続して指導しているsight wordsとフォニックスを使って短文を作ります。She has a balloon. It’s my glue. He drew a blue moon.など、講師が言った文をカードを並べて作っていきます。子どもたちはどのカードを使えばいいのか、真剣に探し、我先にと夢中になって取り組みます。
当然、並べただけでは意味がないので、文の内容が理解できているかをチェックします。いくつかある方法のうち私が一番気に入っているのは、子どもたちに絵を描かせるやり方。作った文を絵で表してもらうのです。She has a balloon.の文では、風船を持った女の子の絵を上手に(じゃない場合もありますが・・・)描いてくれます。
こういった練習の積み重ねによって、Kidsコースが終わるころには、すらすらと文を読んだり、書いたりできるようになっていきます。