これからの英語教育
中学生の英語の教科書を見ると、改訂のたびに、より自然な英語が使われるようになっているなと感じます。
例えば、”Thanks.”に対する返答。
“You’re welcome.” ですか?
ある教科書では、友だちとの会話の場面では、”It’s nothing.”が使われています。
また、”Let’s play baseball.”に対しては、”Why not?”。
私が中学生だったン十年前と比べるのはナンセンスだとわかっていますが、どの場面でも判で押したように
Thank you.—You’re welcome.
Let’s play baseball. —Yes, let’s.
と習っていたことを思い出すと、隔世の感があります。
私が20歳で初めて英語圏での生活を体験した時、学校で習ってきた英語とのギャップをものすごく感じました。
この場面ではこの表現が使われると習ったのに、えっ、だれも使ってないよ!? と。
現地での生活を通じて、英語を学びなおしたようなものです。
今の子どもたちは、私が感じたようなギャップを感じることは少ないのかもしれませんね。
そして、それはとてもよいことです。
習ったことが通じなくてがっかりしたり、自信をなくしたりすることが少ないのですから。
ネットでおもしろい記事を見つけましたので、シェアします。
テキストの内容とともに公教育での授業も変わりつつあります。
2017年5月9日