日記
3月17日は、Saint Patrick’s Day。
アイルランドにキリスト教を布教した聖人St. Patrickの命日で、アイルランドの祝日です。
Kids2のレッスンで、Saint Patrick’s Dayについて習いました。
街中が緑に染まる1日。
人々が緑色の服を着てパレードをしたり、緑色のビールを飲んだり、なんと、川や噴水の水まで緑色に染められます。
現地に行って体験できれば一番ですが、今はネットで画像や動画が見られるので、それなりに雰囲気はわかります。
便利な時代になりました。
画像を見ながらSt. Patrickや妖精Leprechaunの伝説について学び、shamrockやrainbow、snake、pot of goldなどの単語を習いました。
それからLeprechaunのフォトプロップスを付けて、教室内をパレード。
教室の中にある緑のものをたくさん探して、This is a green pen!と言う競争もしました。
伝統的なアイルランドのダンスjigの動画を見て練習し、音楽に合わせて踊りました。
主に動かすのは足だけ。
でもとってもハードで、ふぅふぅと息を切らしていたら、Mちゃんに「先生、もう疲れちゃったの⁉️」と言われてしまいました。
そりゃ、まだ生まれて10年にもならない君たちのようにはいかないよ…😞
最後はLeprechaunのの伝説にちなみ、宝探しならぬPot of Gold探し。
Pot of Gold を隠した場所まで、以前勉強したGo straight. Turn right. Go 3 steps.などを使って、Leprechaun役の子が案内しました。
たくさん動いて、たくさん笑って、楽しい1時間でした。
☘ Happy St. Patrick’s Day! ☘


2018年3月16日
昨日は立春。
暦の上では春がやってきました。
寒さはまだまだ厳しいものの、なんとなく心が浮き立つような気がします。
子どもたちも、新しい学年に向けてラストスパートの時期になってきました。
小学校では、6年生を送るための歌の練習を音楽の時間にしているとか、当の卒業生は図工の時間に卒業制作をしているとか話してくれます。
中学生は学年末テストが近づいてきました。
満足いく結果で1年が締めくくれるように、みんな頑張っています。
そして中学3年生は、明日、明後日が私立高校入試です。
本命の公立高校まで、体調管理をしっかりしながら、気を抜かず頑張ってほしいと思います。
歌の練習も英語の勉強も、積み重ねが大事です。
アルファベットをひとつひとつ習ってきた子どもたち。
今では、真ん中に母音を含んだ3文字の単語のスペルができるようになりました。
手に持った小さなカードは、表には絵が、裏には単語が書いてあります。
問題を出す子は、相手に絵が描かれた面を見せて、自分は裏の文字を読みます。
そして、答える子はその単語のスペルを言います。
単語を読むのもスペルを答えるのも本当にスムーズです。
また、短い単語を並べた文や簡単な物語も、読んで理解できるようになってきました。
ひとつずつ階段を上がるようにできることが増えていく子どもたち。
来年度もどんどん英語の力を伸ばしていきましょう。
2018年2月5日
今週末は、今年度最後の英検が行われます。
今回、教室からは中学生と高校生の合わせて6人が受験する予定で、先週と今週は受験対策のレッスンをしています。
その中のふたり、中学2年のMさんとNさん。
彼女たちは、学校でも同じクラス、同じ部活に所属していて、とても仲がいいのです。
いわゆる「箸が転げても…」のお年頃で、いつも何か言ってはふたりでケラケラと笑っています。
仲がいいだけでなく、勉強に関しては互いに競い合い切磋琢磨している、とてもいい関係で、私が宿題を出すと「明日、昼休みに一緒にやろう!」と言ったり、テスト前には「今度のテスト、絶対負けたくない」と闘志を燃やしたりしています。
ある日のレッスンのこと。
と言っても、もうずいぶん前のことになってしまったのですが、これは絶対ブログに書きたいと思った出来事があって、彼女たちにも「書くからね」と宣言していました。
その後「先生、もうブログ、書いた?」と何度か聞かれるも、ずっと書けずにいて、今週再び聞かれてしまったので、「よっしゃっ!」と気合を入れ、こうして書いています。
彼女たちは、昨年からスピーチをメインにレッスンをしています。
自分自身のことから、自分の周りの人々やものごと、そして世界へと視野を広げ、さまざまな話題について自分のことばで発信できるようになることを目標としています。
自分の周りの人々(People Around Me)をテーマにスピーチを考えていた時のことです。
ふたりはbest friendとしてお互いのことをスピーチに書いていました。
原稿を書いていたMさんが、Nさんに「likeじゃなくてloveにしたからね。」と言っています。
あぁ、友だちとしてすごく好きだから、I like her.をI love her.にしたんだろうなと思って、Mさんが書いた原稿を見ると…
I’m happy to have a friend love her.
????? !!!!!
え!そこをloveにしたか~!
Mさんが言いたかったのは
I’m happy to have a friend like her.
「彼女のような友だちがいて私は幸せです。」
このlikeは「好き」のlikeじゃないよ~!?
「は?違うでしょ?!」と冷静に言い放つNさん。
(ちなみに、彼女たちはお互いにいつも冷めた感じでつっこみます。でも、それが普通。ちょっとキツイんじゃない?と思うことはありますが、それだけ仲がいいのでしょう。)
間違いに気づいてMさんも大笑いです。
確かに英文としては間違っています。
でも、習ったことば、知っていることばを使って、自分の気持ちを表そうとしたMさんの姿勢は立派だなと思いました。
間違えたくないと思って黙っているよりも、間違ってもいいから使ってみる。
外国語学習には絶対必要なことです。
間違ったらハハハと笑って、正しいことを覚えればいいのです。
英語検定も同じ。
「受けて、結果が出て、終わり」ではなく、正答や誤答、自信のなかった答えを見直しし、覚えて次につなげていくことが大事ですね。
さて、今週の日曜日。
持てる力を存分に発揮して頑張ってください!
期待しています。
2018年1月18日
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