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 はのにをのもの

I my me mine
you your you yours
he his him his …..

□□は、□□の、□□に/を、□□のもの

 

 

学生時代に、呪文のように何度も声に出して言いながら覚えたことを思い出します。

あの頃覚えたことはえらいもので、いくつになっても忘れることなく、すらすらっと口から出てきますね。

 

教室の子どもたちも、それぞれの学年で段階的に人称代名詞を覚えていきます。

 

I’m Sachiko.  You’re Ken. から始まり、This is my pencil.  That’s your ruler.

his book,  her water bottleと持ち主を言ったり。

ジェスチャーを付けて動作の向かう方向を意識させながら、If I see you, then you see me.と言って、Iとmeの違いを覚えたり。

Whose T-shirt is this? - It’s mine. /  It’s not mine.と所有代名詞の使い方を習ったり。

 

新しいことばは、例えば、brush my teethのようにchunkで教えることが多いのですが、I brush my teeth.の主語を替えて作文させると、深く考えずに She brushes my teeth. や Did you brush my teeth? とちょっとおかしな文を作ります。

そんな時は、SHE brushes MY teeth? と大袈裟にジェスチャーをしながら言うと、「いやいや、それはない… She brushes her teeth.」と間違いに気づき、言い直します。

そういう過程を何度か繰り返して、人称に気を付けながら文を作れるようになっていきます。

 

日本語では、「私は私の歯を磨きます」と言うことありません。

「私の」だけでなく「私は」という主語さえ言わないことも多いです。

また、日本語は「~は」や「~の」という助詞を使って格を表しますから、「私」が I になったり、my なったり、me になったりするのは、子どもたちにとって不思議な感覚なのかもしれません。

でも、さまざまな方法で段階的に学んでいくと、自然と理解し馴染んでいきます。

 

そして最後の段階では、表を使って体系的に視覚的にまとめ、例の

I my me mine
you your you yours
he his him his …..

を口に出してリズムよく暗記させます。

この練習は、どういうわけだか子どもたちは好きなようで、大きな声でノリノリでやってくれます。

 

文法の学習は、単調になりがちで時につまらなく感じることがあるかもしれませんが、正しい英語を書いたり話したりするのに必要なので、大切にしています。

 

 

 childrenは・・・

Oxford Reading Treeの本を毎週1冊ずつ持ち帰り、家で読んでいる小学2年の女の子たちが教室に通い始めてから今までに読んだ本は、もう80冊以上になります。

 

毎回のレッスンのはじめには、その週に読んできた本を音読してもらっています。
Oxford Reading Treeは、自然な形で同じ言葉や表現が繰り返し出てくるので、無理なく英語が身に付いていきます。
ストーリーは単純だし、絵もあるため話の内容は理解しやすいのですが、ときどき疑問に思うことがあるようで、そういう話の時は読み終えた後に「これってどういうこと?」とか、「これは○○ってことだよね?」「なんでこうなったの?」と聞かれたりします。

 

そんな時は、もう一度ページをめくりながら「ここでこうなって、○○になったんだよ」などと、みんなで話し合います。

 

今日もSちゃんには疑問に思うことがありました。

 

「これはさ、childrenがやったんじゃなくて、carがMomとDadを引っ張ったってこと?」

と、英単語交じりで聞くのです。

 

「子どもたちが~」じゃなくて「childrenが~」。

 

英語が英語のまま身に付いているのは、やっぱり本を読んでいるからだなぁと、英語多読の効果を改めて実感しました。

 

https://global.oup.com/education/content/primary/series/oxford-reading-tree/?region=international