2017年4月

 毎日コツコツ

新年度が始まって1週間あまりが経ちました。
新しく加わった生徒さんたちも、初めての英語のレッスンを楽しんでくれたようで、笑顔が溢れるスタートを切ることができました。

 

週に1回、約1時間のレッスンです。

正直なところ、英語を身につけるには十分な時間とは言えません。

子どもたちは、習ったことをすっと吸収しますが、忘れるのも早いです。

レッスン後にお迎えに来たお母さんが、帰りの車の中で「今日は何を勉強したの?」と聞いても「忘れた~」と言う子が多かったりします。

お母さんたちにしてみれば、がっかりですよね。

 

先ほど「子どもたちは…」と書きましたが、習ったことを忘れるのは子どもに限ったことでなく、人間の記憶のメカニズムで、大人でも同じことです。

習ったことは一時的な記憶として脳に入りますが、数分後、長くても1日もすれば忘れてしまうことがほとんどです。

覚えたことを長期記憶として脳に留めるためには、何度も繰り返し復習することが必要です。

 

そのため、教室では毎週、子どもたちに宿題を出しています。

レッスン後から次のレッスンまでの間にCDを聞いて、習ったことを思い出し、練習して定着させるための時間です。

宿題をきちんとしてきてくれるおかげで、レッスン時にちょっとあやふやだった子も、翌週のレッスンでは語彙や表現がすっと口から出てきたりします。

 

昨年からは、もっと英語に触れる時間を増やしたいと、宿題を毎日してもらうスタイルにしました。

宿題では、まずCDを聞いて、声に出して練習します。

そして、書く練習では、ワークブックのページをクリアファイルで挟み、ホワイトボードマーカーで書いて、終われば消して、また書いて、と繰り返し練習します。

耳と目と口と指を使って何度も練習することで、無理なく覚えて長期記憶として頭に残っていきます。

 

子どもたちを見ていると、ホワイトボードに絵や字を書くのが好きな子が多いので、マーカーを使った宿題を楽しんでやってくれるようです。

ただ、指が当たると消えてしまったり、ページが汚れたりするのが気になっていました。

特に左利きの子はやりにくそうで、何かいいものはないかと考えていたら思いつきました。

フリクションのペンです。

ドライヤーがおすすめ

ドライヤーがおすすめ

 

 

手やページが汚れることなく練習できるし、終わったら専用の消しゴムでこすって消すことができます。

おすすめはドライヤー。

ブワーッと温風を当てると一気に消すことができて、子どもたちにはマジックのようで楽しめるのではないでしょうか。

フリクションペンはカラーも豊富なので、毎日違う色で練習しても楽しいかもしれません。

英語だけじゃなく、漢字の書き取りや算数のドリルなどでも使えそうですね。

 

小さな子どもたちは、まだ一人では宿題ができないので、お父さんやお母さんに手伝っていただくことになります。

仕事に家事に育児にと忙しいおうちの方に毎日時間を取ってもらうのは心苦しいですが、必ず英語の力がついてきますので、一人でできるようになるまではどうか手伝ってあげてください。

「宿題やったの!? 早くやりなさい!」と怒らなくてもすむように、子どもたちが「宿題楽しい」と思えるような宿題の方法を工夫して、自発的に取り組めるようにしていきたいと思います。

 

まずは、フリクションペン&ドライヤー。

どうぞお試しください。

 

 

 

 

 

 

 新年度のスタートです。

もうすぐ開花

春休みが明け、2週間ぶりに子どもたちが教室に戻ってきました。
教室にぱぁ~っと元気が溢れます。

 

この時期の話題は、新年度のクラスと担任の先生。
今まで一度も同じクラスになったことのない子と一緒になったよ、とか、一番仲良しの〇〇ちゃんと離れてしまってショック!とか、自分の子どもの頃を思い出しながら懐かしく聞いています。
クラス担任の発表は始業式の日にあるそうで、期待と不安が半々という感じでしょうか。
そして、今日がその始業式の日。
レッスンに来て、どんな顔で報告してくれるか楽しみです。

 

今年度も、e-cubeに新しい生徒さんたちを迎えました。
体験レッスンに来てくれた子ばかりなので、まったくの「はじめまして。」ではないですが、子どもたちにとって最初のレッスンというのは緊張するものです。
講師である私も同じ。
何年やっていても、やっぱり緊張します。

 

最初のレッスンの雰囲気というのはとても大切で、そこで子どもたち同士が打ち解け、リラックスできれば、これから何年も続く英語のレッスンの半分以上が成功したようなものです。

語学はしっかり声を出すことが大事です。

ですから最初のレッスンは、子どもたちが、間違っても大丈夫、英語で言ってみよう、大きな声で話してみようという気持ちになれるような、リラックスした雰囲気づくりを第一に考えています。

 

将来、英語が必須と言われている今の子どもたち。

小学校での英語教科化も目前ですし、社会に出てからも英語を勉強し続けることになる子も多いでしょう。

その最初の一歩を、ここで一緒に踏み出せることをうれしく思うと同時に、子どもたちにとって実りある一歩にしなければならいという責任も感じます。

 

今年度もたゆまず、怠らず邁進していきます。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

After »