日記
先日、中学校で1学期末テストがありました。
1年生にとっては初めての定期テストです。
テスト前は「あ~、イヤだ~」「テスト、やりたくな~い」と言っていましたが、いやいや、みんなよく頑張りました。
テストの結果が出て、教室の生徒はみんな、英語の順位で上位に入り、学年1位、2位の生徒もe-cubeの生徒でした。すばらしい!
中でも感慨深いのはKくんです。
彼は小学校1年から教室に通っています。
レッスンには熱心に取り組み、アクティビティも楽しくやる子なのですが、覚えることが増えてきて一時スランプに陥った時がありました。
小学校4年生の夏、初めて児童英検に挑戦した時です。
十分合格基準に達する英語力があったのですが、試験ということで緊張したのでしょうか、思うように点数が取れませんでした。
一緒に受験をした同級生たちが合格点をクリアしたこともあって、Kくんは自信をなくしていました。
自分はどうせできない、覚えられないと思い込み、学ぶことを楽しめなくなりました。
それでも、親御さんの励ましもあり、教室には通い続けてくれました。
翌年、気乗りしない様子でしたが、もう一度児童英検を受け、合格点をクリア、そして今年、中学1年の期末テストで学年2位と大健闘、大躍進です。
「今度の英検(実用英検)、受けてみるかな」と言っているそうです。
レッスンでの学習態度も大きく変わりました。
話を以前よりも真剣に聞くようになったし、わからないこと、疑問に思ったことを積極的に質問するようにもなりました。
コツコツと努力してきたことが実を結び、結果につながる、そして自信をつけ、さらに頑張るきっかけになることを体現してくれたKくん。
「自立」した学習ができるようになってきて、さらに英語力が伸びていくはずです。
2016年6月27日
グループレッスンに加えて個人レッスンも受講しているTちゃんは小学5年生。
おうちの方が「これからの子には英語は絶対必要」という考えを持っておられて、ご家庭でも英語に触れる機会を積極的に作ってくださっています。
教室に来ると、まずは待合コーナーでOxford Reading Treeの絵本を広げる本好きの子で、「家でひとりでも読めるような英語の本を…」とお母さんに言われた時に、”Magic Adventures”(e-future Graded Comic Readers)という英語のコミックを紹介しました。
Tちゃんは、魔女Oliviaの話を好きになってくれたようで、「ひと月に1冊、できるだけ毎日CDを聞いて本を読む」というお母さんとの約束を守って、楽しんでくれています。
また、生物にも関心が高いので、個人レッスンでScienceの本を読んだのですが、Tちゃんの豊富な知識に驚いてしまいました。
イヌがいつも舌を出しているのは体温を調節するためとか、ヘビの舌先が割れているのは獲物を気配を感じるためというようなこと知っていて、英文を読んで「ほらね。」という感じ。
興味のあることだから、The tongue is forked.といった表現がすっと入りました。
生き物に関心が高いのは、一緒に住んでいらっしゃるおじいちゃんの影響でしょうか。家でのおじいちゃんとの会話で「ヘビの舌はforkedって言うんだよ」なんて話が出てたらいいなぁと思います。
Tちゃん、今度の日曜日は初めての実用英語検定に挑戦です。
今日のレッスンでは大丈夫かなと緊張し、不安に思っていたようですが、Tちゃんならきっと大丈夫です。
頑張って! Take it easy!

2016年6月7日
新中学1年生クラスは、スピーチをメインに学習しています。
学校や部活、好きな教科など自分自身に関することからスタートし、音楽やスポーツ、身の回りの人々のこと、そして日本の文化や生活の紹介、世界の出来事に関する考察などへと発展させていきます。
これまでに習ってきた語彙や表現、時制、文法などをいろいろと使って、1つのトピックについて文章をまとめなくてはなりません。
例えば、「~です。~です。~ではありません。~です。」とbe動詞ばかりが並ぶ文章は、できないことはないけれど、現実的ではありませんから、一般動詞を使ったり、過去形を使ったりすることになります。
小学生のうちは、一般動詞の3人称単数主語だとか現在進行形などの文法用語を使って教えることはありませんが、こういう状況を表したいときはあの時習ったこの言葉を使えばいいのだな、と生徒たちは自分で考えながら文を作ることができます。
そして、「あの時習ったのは『現在進行形』で、be動詞と動詞ingで表わすよ」と説明し、文法の理解を深め、応用力をつけていきます。
このクラスでは、スピーチを書く練習を宿題にすることが多いです。
私がCue Stripと呼ぶ細い紙を使っています。
その細い紙には、文を書くきっかけになるイラストが描いてあって、イラストをヒントに一文が書けるように練習します。
スピーチでも、イラストを思い浮かべるだけで文がすらっと口から出てくるようになり、聞いている人とアイコンタクトを取りながら話すことができるようになると思います。
speech.pdf
2016年5月31日
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