日記
教室では「世界1周クイズ」をしています。
世界のさまざまな国のこと、その国の文化や生活習慣、その国に暮らす人々のことを子どもたちに知ってほしいと思って始めました。もう3年以上になるでしょうか。
広いようで狭い世界、言葉や文化、習慣は違えど、みんな同じ「人間」なのだということを感じてもらえたらと思っています。
3週間から1か月に1問出題し、正解すれば次の国に進むかたちで10か国で1周。
一番進んでいる子はもう5周目に入っていて45か国を回りました。
楽しみにしてくれている子も多く、教室に来ると問題が新しくなっているか真っ先に掲示板を見たりしています。
出題が少し遅れると「新しいのはまだ~?」と言ったりして。
今回はチェコに関する問題です。皆さんは正解がわかりますか?

2013年2月19日
Kids3のクラスでは今、「町」をテーマに勉強しています。1時間目のレッスンでbookstore、flower shop、libraryなど店や施設の名前を覚えました。
英語を教えるときは、どこかよその場所、よその人の話ではなく、生徒自身の生活に結び付けるようにしているので、今回は自分の住んでいる町にbookstoreが何件あるか、どこにあるかなどと話をしながら新出単語を導入しました。けれど、いなかの小さな町では、やっぱりお店は少ないですね。私が子どもの頃にあったお店も、残念ながらなくなっていたりします。それでも、取り上げるお店や施設は、少なくても1件はあり、生活に密着したものなのだと感じます。
さて、今日は新たな単語を加えて、生徒に好きな町を作ってもらいました。”The bookstore is next to the pet shop.”と言いながらカードを並べていきました。自分の好きなお店を隣同士にしたり、食べ物屋さんを一つにまとめたりと、さまざまです。

この後、shopping listを持って買い物に出かける場面の対話を練習しました。”Where are you going?” ”I’m going to the bookstore.”と言って、教室の中をぐるりとまわり、カードのところまで歩いていきました。
いろいろなお店が並んだ商店街のようなところが近くにあって、実際にそこを歩きながらレッスンができたらもっと楽しいだろうなぁ。
2013年2月6日
昨日のKids3クラスはフォニックスの学習でした。[u:]と発音するew、oo、ueの3つのつづりを勉強しました。
同音異字のことばは、既習の音との組み合わせを示して読むヒントを与えるとすんなり読めるのですが、自分でつづるのは難しいです。[u:]の発音が聞き取れても、ew、oo、ueのどれを使うのかは判断できず、やはり暗記に頼るところがあります。
それでも、選択肢が限られれば覚えるのが楽になると思います。そのためew、oo、ueのつづりはカードを何度も見せたり、繰り返し言わせるようにしたりして、徹底的に覚えさせます。
1時間のレッスンが終わるまでには、たいていの子どもがスペルを言えるようになります。

Kidsコース3年目になると、文を作る練習をします。Kids2から継続して指導しているsight wordsとフォニックスを使って短文を作ります。She has a balloon. It’s my glue. He drew a blue moon.など、講師が言った文をカードを並べて作っていきます。子どもたちはどのカードを使えばいいのか、真剣に探し、我先にと夢中になって取り組みます。
当然、並べただけでは意味がないので、文の内容が理解できているかをチェックします。いくつかある方法のうち私が一番気に入っているのは、子どもたちに絵を描かせるやり方。作った文を絵で表してもらうのです。She has a balloon.の文では、風船を持った女の子の絵を上手に(じゃない場合もありますが・・・)描いてくれます。
こういった練習の積み重ねによって、Kidsコースが終わるころには、すらすらと文を読んだり、書いたりできるようになっていきます。
2013年1月30日
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