日記

 Jeopardy

 8月も残すところあと1週間になってしまいました。地区の小学校では、来週の月曜日8月30日から2学期が始まります。「夏休みの宿題は終わった?」と聞くと、ほとんどの子が「まだぁ。」との返事。『夏休みの友』(今は何というのか忘れてしまいましたが)は終わっているようですが、読書感想文など割と大きめの宿題を残している子が多いようです。英語の宿題も毎回きちんとやってくる子ばかりなので、学校の宿題も始業式までにはきちんと終わらせるのでしょうね。
 今回のブログ・タイトルは”Jeopardy”。ご存知でしょうか。昔テレビでやっていたクイズ番組です。テレビ番組の歴史や変遷に明るくないので、はっきりとはわかりませんが、おそらくアメリカからやってきたものだと思います。20年ほど前、カナダで観ていた記憶がぼんやりとあります。「歴史」「音楽」などいくつかのジャンルに分かれた問題があって、問題の難易度によって点数が異なります。解答者は「歴史の10」などと問題を選択し、答えられればその点数を獲得できます。
 教室では、phonicsの学習でJeopardyを取り入れることが多く、子供たちにも大変人気があります。先日もKids4とKids2のクラスで使いました。習ったphonicsを使った、単語の穴埋め問題や2択問題があります。以前はホワイトボードにカードを貼ったりしてやっていたのですが、今はPower Pointを使っているので、一度作ってしまえば、毎回のレッスンで準備に時間をとられることもありません。何より、コンピュータに問題が表示されることで、子供たちが”クイズ番組っぽさ”を感じて、大いに盛り上がります。点数が低い、易しい問題から挑戦する子がほとんどですが、中にはいきなり高得点の問題に手を出す子もいて、おもしろいです。自分が解答する番でない時も、一緒になって考えています。
U4PhonicsJeopardy.pdf

 サマー・パーティ リポート

 梅雨明けから猛暑が続いていて、大人たちは早くも夏バテ気味ですが、夏休みに入った子供たちは元気いっぱい。毎週、教室に来るたびに肌の黒さが増しています。
 25日(日)には、恒例のサマー・パーティーを行いました。太陽が一番高い時間の開催で、参加してくれた子供たちは汗だくになりながらゲームや流しそうめんを楽しみました。
 ウォームアップは「後出しじゃんけん」。講師の出した手を見て、あいこになるように、勝つように、負けるように後出しでじゃんけんをします。簡単? いえ、いえ。『後出し』と侮ることなかれ。これが意外と難しいのです。つられて同じものを出してしまったり、負けなきゃいけないのに、勝つ手を出してしまったり。小さい子も健闘していましたが、やっぱり高学年の子のほうが上手でした。でも、一番下手なのは大人かもしれないなぁと思います。子供たちのように素早く反応できる自信は、私にはありません。
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 チーム対抗のゲームは2つ。まずは「人間スピーカー」。夏に関することばを一人一文字ずつ一緒に言い、他のチームが何のことばか聞き取って早押しで答えます。3文字、4文字くらいのことばはまずまず聞き分けられるのですが、5文字になってくると大変です。出題者の声の大きさもそれぞれ違うので、「全部『ば』にしか聞こえな~い」「『な』と『す』と『み』はわかったけど~」と3回言ってもらってもわからないこともしばしば。見ていても楽しめるゲームでした。
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 続いては外に出て、「穴あきカップレース」。プールに張った水を一人ずつ順番にカップで運び、いち早くペットボトルをいっぱいにしたチームが勝ちです。でも、カップには穴があいていて、運びながらもどんどんもれ出てしまうし、、ペットボトルの口が小さいので、外へこぼさずに入れるのが難しいし、とそんなに簡単にはいっぱいになりません。小さい子がカップの底に手を当てて、そろそろと運ぶ姿がとてもかわいかったです。
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 12時を回り、お待ちかねの流しそうめんの時間になりました。器にめんつゆ、ねぎ、しょうがを入れてスタンバイ。食べるより流れてくるそうめんをとるのが楽しくて、お椀にそうめんが溢れそうになっている子がいたり、人の分までとってあげている子がいたり、何度やっても麺が箸をすり抜けてしまい恨めしそうに麺を見送る子がいたり、みんな大騒ぎしながら冷たいそうめんを堪能しました。
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 夏の日差しが照りつける中でのサマー・パーティー。子供たちは、またまた黒くなって帰っていきました。

 児童英検

 6月末に行なった児童英検の採点結果が届きました。教室の平均正答率は、Bronzeレベルは残念ながら全国平均に少し届きませんでしたが、Silverレベルでは全国平均を上回り、全体的によくできたのではないかと思います。細かい点については、次回のニューズレターの中で保護者の方々に詳しくお知らせする予定ですが、Silverレベルでは「文字」の問題で正答率が100%に達し、子どもたちみんなが、フォニックスを正しく理解してくれているなぁと感じました。
 e-cubeでは、英語の4つの技能(話す、聞く、読む、書く)をバランスよく伸ばすレッスンをしていて、特に英検対策をとっているわけではありませんが、検定で高いポイントが取れれば、それは子どもたちにとっても学習の大きな励みになると思います。当教室で2度目となる今回の児童英検を終えて、普段のレッスンに英検の練習を少しずつ取り入れるとともに、子どもたちが自由に見られる児童英検関連の書籍を充実させていきたいと考えています。

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