コラム
今となっては、どういうきっかけで始めたのか思い出せませんが、夏のイベントとして流しそうめんがすっかり定着しました。
教室のイベントでは、英語教室らしくハロウィーン🎃とクリスマス🎄があって、夏にも何かおもしろいこと、子どもたちが喜んでくれるようなことをしたいなぁと考え、家ではなかなかできなくて、大勢でやったら楽しそうな流しそうめんを思いついたのだと思います。
「英語」は全く関係ありませんが・・・。
毎年ゴールデンウィークを過ぎた頃になると、「先生、今年も流しそうめん、ある?」と聞かれます。
「今年もたくさん食べるぞ!」と早くから意気込みを見せる子もいて、楽しみにしてくれていてありがたいなぁと思います。
「英語」は全く関係ないと先ほど書きましたが、一応、英語教室のイベントなので、参加者同士で英語で自己紹介をしたり、行事に関する英単語を習ったりします。
教室の生徒だけでなく兄弟や友だちも参加してくれるので、簡単なことしかしませんが、少しでも英語に触れられればいいなと思ってやっています。
流しそうめんの竹は、毎年イベントの前日に取りに行きます。
暑さが少しはマシな早朝に、長い竹を切り出し、縦半分に割り、節を抜きます。
もう10年もやっているので、いろいろなコツをつかんで少しは早くできるようになってきました。
おもしろがってくれるかも、と竹にトンネル部分を作ったりして「遊ぶ」余裕も多少は・・・。
(そうめんが流れてくるのが見にくくて、そうめんがうまく取れないと、トンネルは残念ながら不評でしたが😩)
そして、当日の朝組み立て、熱湯消毒をして子どもたちが来るのを待ちます。
流しそうめんが始まると、キャッキャッ言いながら、子どもたちがぱくぱくと食べてくれるので嬉しいです。
さて、今年もいよいよあさって、竹取りです。
今のところ、光る竹は見つかっていませんが、今年こそ!
2017年7月20日
インターネットやSNSで主に略語として使われる 笑 や w 、乙、うp、orz、などなど。
私の年代で、というか、私の周りで使っている人はあまりいませんが、若い人たちの間では日常的に使われていると思います。
こちらのサイトを見てみたら、わからないことばばかりで、まるで外国語のよう。
ひらがなにカタカナに漢字、アルファベットや記号まで使って、なるほど~と思うものから、ちょっとどうかと思う差別的なものまで、いろいろなことばが載っています。
これほど豊かに表現できるのは、文字の種類の多い日本語ならでは。
また、「マジレス」「ディスる」のように英語と日本語を組み合わせたことばもあって、新しいことばが無限にできそうです。
ただ、”わかる人にはわかる”、言い換えれば”わかる人にしかわからない”ような閉鎖的な感じもします。
英語では、略語としてAcronymsが使われます。
ネット限定の用語というわけではなく、テキストメッセージを簡略化して打ったり、話し言葉としても使えることばもあるそうです。
英語は表記がアルファベットと数字、記号だけですから、日本語ほどクリエイティブでありません。
See you! を C U! before を B4と、発音が同じ(あるいは似ている)字に置き換えたり、BYOB(Bring Your Own Bottle:(飲食店で)飲み物の持ち込み可)、ASAP(As Soon As Possible:できるだけ早く)のように頭文字を使ったりします。
先日、某国トップのお兄さんと思われる人が殺された事件で、実行犯とされる女性が着ていたTシャツにLOL(Laughing Out Loud:爆笑)と書かれていて、わざとなのか?と話題になりましたが、LOLもよく使われるAcronymです。
前述したように、話し言葉で使われるものもあります。
What’s your ETA? 何時ごろに着く予定? (Estimated Time of Arrival:到着予定時刻)
FYI, Ben is not coming today. 一応言っておくと、今日ベンは来ないよ。(For Your Information:参考までに)
Remember to RSVP for my birthday party! 誕生日パーティーの返事、忘れないでね。(Réspondez S’il Vous Plaitフランス語:返事をお願いします)
カジュアルな表現なので、使える場面や相手が限られそうですが、日本語の略語よりは幅広く浸透していることばです。
ネイティブのようにさらっと使えたらいいなぁと思うけれども、B4がbeforeでB4Nがbye for nowだったりして、なかなかややこしい。
まだまだ、勉強、勉強です。
とりあえず
HAG1!
Have a good one!
Acronyms
2017年2月28日
レッスンでは、新しい単語の導入にフラッシュカードを使っています。
カードには絵と英単語が書かれていて、子どもたちは絵を見て単語を聞き、真似して発音します。
学習経験の浅い子どもたちは、英単語の文字にさほど注意を払いませんが、フォニックスの学習が進んで文字が読めるようになってくると、カードの単語を見て自分で読もうとします。
フォニックスのルールに当てはまらない語もあるので、全部が読めるわけではないのですが、7~8割は読めるのではないでしょうか。
新出単語のカードを見せると、講師が発音する前に単語が読めることも多くなります。
ここでのポイントは、「目」と「耳」と「口」と「フォニックス」。
文字を目で見て、綴りと音の関係を耳で聞き、同じ音が出せるように口を動かす。
少なくとも3つの感覚を使って単語を頭に入れていきます。
単語を書く練習をする時は、文字の音を意識させながら鉛筆を使ってノートに書かせるので、もうひとつの感覚が加わります。
何かを記憶するには、いわゆる五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)をできるだけたくさん組み合わせて使うと効果的と言われます。
特に「香り」は記憶や暗記に役立つと言われています。
ある香りを嗅ぐとそれに付随した記憶がふっとよみがえる。誰にもありますよね。
また、香りやにおいは勝手に改ざんできないそうです。
例えば、人の顔や景色など目で見て記憶しているものは、実際もう一度見てみると全然違っていたり、よいところだけを切り取って覚えていたりすることが多々ありますが、香りはそれができない。
嫌な香りをいい香りに変換して記憶することはできないのだそうです。
単語(に限らず英語を)を覚えるのに嗅覚も使ったらいいよと、単語を覚えるのに苦労している中高生に言うことがあります。
香りのついた消しゴムのにおいを嗅ぎながら単語の練習をしたら?と冗談めかして言うのですが、半分は本気です。
何なら味覚も取り入れて、香りの高いチョコレートでもつまみながら覚えたらいいのかもしれません 😄
でも、実際、単語がなかなか覚えられない中高生は、教科書や参考書の単語をただ「見て」覚えようとしている子が多いです。
せめて音声を聞き、実際に声を出して練習すると、今よりずっと覚えられるようになるはずです。
単語の覚え方については、また書きたいと思います。
とりあえず、教室にアロマでも焚こうか…?と考えたり、考えなかったり…。😊
2017年2月8日
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