日記

 やったー!

 いつもニコニコ、”Hello!”と元気な声で教室に入ってくる小学2年の男の子。昨日はいつにもまして、嬉しそうでした。
「嬉しいことがあったよ。」
「なに、なに?」
「英検4級、合格した!」
「Wow! Great! Congratulations!」
 半年ほど前に5級に合格し、今度は4級。本当によくがんばったなぁと思います。帰国子女の彼は当然、英語がよくできるのですが、実はちょっと心配でした。というのは、小学2年生という年齢。レッスンでも時々英検の練習をしていましたが、英検4級の問題はやはり中学生の受検を想定して作られています。小学2年生には問題文の”日本語”が難しかったりするのです。練習でも、問題文に「*orphan 孤児」と脚注があって、意味がわかりませんでした。英語で「親のいない子供だよ」と説明すればわかるのですが・・・。そんな風で、ちょっと心配していましたが、見事、合格!私も本当に嬉しいです。「次は3級を受けるんだっ!」と張り切っています。

 2週間

 昨日は、帰国子女の子のレッスンがありました。この数週間、文法の学習を集中的にしていたので、気分転換が必要と、word quizを楽しみました。一人がある単語を決め、その最初の文字と文字数分の下線をホワイトボードに書きます。もう一人はYesかNoで答えられる質問をしながら、その単語が何かを当てます。
例えば、こんな感じ。
o□□□□□□
“Is it an animal?” “Yes.”
“Can it run?” “No.”
“Does it live in the sea?” “Yes.”
“Is it ‘octopus’?” “YES!”
 簡単な表現ばかりですが、be動詞あり、助動詞ありといろいろな表現が使えるので、いい練習になります。
U7TPR.jpg ところで、この間Totsの子供たちと蒔いた種。2週間が経ち、本葉が出てきました。本当に「ぐんぐん」といった感じで伸びています。子供たちがレッスンに来ると、”Give it water.”と言って、水をやってもらいます。ただ、今、心配なことがひとつ。小さな鉢にたくさんの種を蒔いたので、間引きをしないといけないのですが、せっかくたくさん芽が出たのに、間引きをして少なくなってしまうと、子供たちががっかりするのではないかということ。かといって間引きをしないと大きくはならないし。大きい鉢に植えかえができるかな?

 出た!

 先日、Totsクラスで「種まき」の動作を勉強しました。Make a hole. Put in the seed. Cover up the seed. Give it water.と言いながら、実際に動作をやって見せます。生徒たちも一緒に体を動かしながら、英文と動作を結び付けていきます。
 何度か練習し、定着したあとで、実際に小さな鉢に種をまきました。講師が出す英語の指示に従って、土に穴をあけ、小さな指で、これまた小さい種をやさしくつまみ、丁寧に、いとおしそうに種をまく子供たち。実物を使っての練習なので、英文も確実に定着します。レッスンが終わり、お迎えに来たお母さんの手を引き、「見て。種をまいたよ」と嬉しそうに見せていました。
 大寒間近のこの時期にまく種などなくて、蒔き時が2~3月のある植物の種をまきました。こんなに寒くては芽が出ないだろうなぁと思っていたのですが、今日、植木鉢をのぞいてびっくり。どの子も鉢にもちゃんと芽が出ています。今週、子供たちがレッスンに来て、芽が出ているのを見つけたときのぱっと輝く笑顔が今から楽しみです。何の種を蒔いたかは、またいずれ。
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