日記
e-cubeでは、小学校高学年で初めて英語を習い始める子どもたちは、KidsコースではなくYouthsコースを受講します。
KidsコースLevel1は、初めて英語に触れる子どもを対象としているのですが、低学年向けの内容になっているため、主体的な学習ができるようになってきている高学年の子どもたちには物足りなく感じられてしまいます。
かと言って、基礎がない状態で、中学2年生程度の学習内容が盛り込まれているLevel 4やLevel 5からスタートすることはもちろんできないため、高学年向けの初級コースであるYouthsコースがあります。
昨年4月に受講を始めた小学5年の子どもたちも、このYouthsコースを受講しています。
身近な単語、表現を習って語彙力を高め、英会話力と自己表現力を伸ばしていきます。
並行して、英語の読み書きの基礎となるフォニックスを習います。
初年度は、アルファベットの発音を習い、それを組み合わせて3文字程度の短い単語を読んだり、書いたりできるところまでもっていきます。
英会話力と自己表現力の育成には、スピーチ指導を取り入れています。
YouthコースLevel 1では、1年の最後に、自分自身のことについて10文以上のスピーチを発表するのですが、そこに行くまでの過程で次のような力を伸ばしていきます。
・語彙力や表現力
・友だちに質問したり、その内容を他の人に伝えるなど話す力
・相手の話に耳を傾け、ポイントを押さえて内容を聞き取る力
・英文の書くときのルールを学び、相手に伝わるように構成を考えて英文を書く力
・単語や文を読む力
相手があってのコミュニケーションであることを意識し、どうすれば相手に伝わるのかを主体的に考え、堂々と自分のことや考えを英語で話すことができるようなることを目指しています。
最初の1年が終わり、先日スピーチの発表を行いました。
まだ、覚えて話すのに精いっぱいの感がありますが、笑顔で堂々と話すことができたと思います。
新年度がもうすぐ始まります。
習ったことをぐんぐん吸収して、レベルアップしていく子どもたちとのレッスンが楽しみで、待ち遠しいです。
2018年3月29日
3月17日は、Saint Patrick’s Day。
アイルランドにキリスト教を布教した聖人St. Patrickの命日で、アイルランドの祝日です。
Kids2のレッスンで、Saint Patrick’s Dayについて習いました。
街中が緑に染まる1日。
人々が緑色の服を着てパレードをしたり、緑色のビールを飲んだり、なんと、川や噴水の水まで緑色に染められます。
現地に行って体験できれば一番ですが、今はネットで画像や動画が見られるので、それなりに雰囲気はわかります。
便利な時代になりました。
画像を見ながらSt. Patrickや妖精Leprechaunの伝説について学び、shamrockやrainbow、snake、pot of goldなどの単語を習いました。
それからLeprechaunのフォトプロップスを付けて、教室内をパレード。
教室の中にある緑のものをたくさん探して、This is a green pen!と言う競争もしました。
伝統的なアイルランドのダンスjigの動画を見て練習し、音楽に合わせて踊りました。
主に動かすのは足だけ。
でもとってもハードで、ふぅふぅと息を切らしていたら、Mちゃんに「先生、もう疲れちゃったの⁉️」と言われてしまいました。
そりゃ、まだ生まれて10年にもならない君たちのようにはいかないよ…😞
最後はLeprechaunのの伝説にちなみ、宝探しならぬPot of Gold探し。
Pot of Gold を隠した場所まで、以前勉強したGo straight. Turn right. Go 3 steps.などを使って、Leprechaun役の子が案内しました。
たくさん動いて、たくさん笑って、楽しい1時間でした。
☘ Happy St. Patrick’s Day! ☘
2018年3月16日
昨日は立春。
暦の上では春がやってきました。
寒さはまだまだ厳しいものの、なんとなく心が浮き立つような気がします。
子どもたちも、新しい学年に向けてラストスパートの時期になってきました。
小学校では、6年生を送るための歌の練習を音楽の時間にしているとか、当の卒業生は図工の時間に卒業制作をしているとか話してくれます。
中学生は学年末テストが近づいてきました。
満足いく結果で1年が締めくくれるように、みんな頑張っています。
そして中学3年生は、明日、明後日が私立高校入試です。
本命の公立高校まで、体調管理をしっかりしながら、気を抜かず頑張ってほしいと思います。
歌の練習も英語の勉強も、積み重ねが大事です。
アルファベットをひとつひとつ習ってきた子どもたち。
今では、真ん中に母音を含んだ3文字の単語のスペルができるようになりました。
手に持った小さなカードは、表には絵が、裏には単語が書いてあります。
問題を出す子は、相手に絵が描かれた面を見せて、自分は裏の文字を読みます。
そして、答える子はその単語のスペルを言います。
単語を読むのもスペルを答えるのも本当にスムーズです。
また、短い単語を並べた文や簡単な物語も、読んで理解できるようになってきました。
ひとつずつ階段を上がるようにできることが増えていく子どもたち。
来年度もどんどん英語の力を伸ばしていきましょう。
2018年2月5日
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