日記
Kids 3のクラス。
今週のレッスンテーマは、一般動詞の3人称単数現在形で、likeとlikes、doとdoesを習いました。
最初に既習事項の復習で、I like milk. I don’t like pizza.と自分のことについて話し、そのあとDo you like pizza?とペアの友だちに質問します。
Yes, I do. / No, I don’t.という友だちの答えをメモし、それを見ながら友だちについて紹介する発表をしました。
HeとSheの使い方はすでにマスターしています。
新しく習ったlikesとdoesn’t likeを意識しながら、ゆっくり慎重に話すことができました。
(ちょっと声が小さい…。ごめんなさい。)
今回は、likesとdoesの導入です。
これから他の動詞も使いながら何度も練習を重ねていく中で、3人称単数現在形の動詞が自然に使えるようになってきます。
それと、彼らの発表の前、「ボードの前に立って友だちを紹介してみよう」と言うと、「え?ビデオ撮らないの?」と子どもたちのほうから言われました。
もとより撮るつもりではいたのですが、子どもたちの積極性がすごくいいなぁと思いました。
2017年5月25日
昨日5月21日は、英語のスピーチ・プレゼンテーション指導に関するワークショップが名古屋であり、参加してきました。
教室では中学生クラスと、今年から英語を始めた小学5年生クラスで、スピーチを主にしたレッスンを行なっています。
スピーチ学習は、英語で堂々と発表できるようになるだけでなく、構成を考え、説得力のある原稿を作らなければならないため「書く」力が身に付いたり、相手の話をよく聞いて、それに対して関心や同意を示すなど、コミュニケーション力の育成にも役立ちます。
また、年齢に応じたトピックを取り上げるため、世界の同世代と共通の話題で話せる語彙力や表現力が身につきます。
このブログでも何度も書いているように、2020年には「大学入学共通テスト(仮称)」が導入され、これまでの「読む」「聞く」技能に加え「話す」「書く」力が測られるようになり、それに伴い高校や中学の入試でも徐々に4技能が重視されるようになってくると思います。
こうした今後必要とされる英語力を身につけるために、現在進めているレッスンは有用であると自負しているのですが、実際レッスンをしているといくつかの課題があるのも事実です。
スピーチに慣れていない日本の子どもたちには、スピーチに抵抗を感じる子が少なくありません。
思春期にある小学校高学年から中学生の生徒は、英語らしく抑揚や強弱をつけて話すことやジェスチャーをつけて話すことを恥ずかしがったりします。
また、学校の定期試験との兼ね合いも難しいところです。
昨日のワークショップでは、同じような課題を抱える英語教師の方々と意見交換をしたり、講師の先生に効果的な指導法について教えていただいたりすることができ、大変有意義な時間が過ごせました。
「将来必ず役に立つから」と生徒たちに言ってもピンとこないし、それがレッスンの動機づけになるはずもないですが、何年か経って振り返ったときに、教室で練習したスピーチが役に立ってると思ってもらえるよう、工夫しながらレッスンをしていきたいと思います。
2017年5月22日
以前、体験レッスンに来てくれた小学5年生の女の子たちについて書きました。
はやい? おそい?
その後受講を開始し、ひと月ちょっとが経ちました。
同じ小学校に通う友だち同士で、とっても仲がいい二人。
英語を習うのは初めてということですが、お母さんの言葉を借りると「毎週●曜日が待ち遠しいほど楽しく通って」くれています。
実際、毎回ニコニコ😊と楽しそうなんです。
単語や文を練習しても、対話練習をしても、とにかく明るく笑顔が絶えません。
英語を話すのが楽しくてしかたがないといった感じ。
互いに教えあったり、競い合ったり、二人の関係もすごくいいのです。
この間のレッスンでは、初めてのスピーチをしました。
初めてですから、名前と学年、通っている学校について話す短いものでしたが、はきはきとした大きな声とパッと明るい笑顔で、きちんと英文を暗記してスピーチをすることができました。
もちろん、満点です!
今年は、主に自分のことについて、いろいろなトピックでスピーチできるように練習していきます。
そして、いくつかのトピックを組み合わせて長いスピーチにし、1年が終わるころには10~15文程度のスピーチをするのが目標です。
また、トピックに関連した単語をたくさん勉強して語彙を増やし、英語で会話、対話ができるように質問の文や相づちなどの自然な表現などもたくさん学びます。
「話す、聞く、読む、書く」の4つの技能をバランスよく伸ばしていきます。
英語を話すのが楽しくてしかたない、”Don’t be shy!”の言葉もいらないふたりが、1年後、どんなEnglish speakerになっているか、今から楽しみです。
2017年5月17日
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