日記
Kids 6のクラスでは、ある場所までの所要時間を尋ねる表現を勉強しました。
最初に、時間の長さを表すことば、year、month、week、day、hour、minute、secondを練習。
そして、家から学校に行くまでにかかる時間を、It takes ~.を使って言えるように練習しました。
次に、How long does it take to get to ~の質問を習い、
How long does it take to get to Shitoro Shopping Mall?
— It takes 20 minutes by car.
How long does it take to get to the nearest convenience store?
— It takes 5 minutes by car.
など、身近な場所について対話をしました。
最後はSiriと会話。
How long does it take to get to Tokyo Disneyland by car?
How long does it take to get to Chubu International Airport by train?
緊張して口ごもってしまったり、間違って言い直したり、ちょっと発音がまずかったりすると、Siriが無情にも”Sorry, I didn’t get what you said.”などと答えるので、すごく集中して練習できました。
そして、うまく通じた時の達成感。「やった~」と大喜びです。
「先生、私の英語の発音でもちゃんと通じてよかったよ」
Siri 英語の勉強にも使えますね😄
2017年4月20日
子どもたちは真面目というか、素直というか、純心というか、大人のように「適当なことを言っておけばいいだろう」という打算的なところがないので、レッスンをしていてちょっと困ることがあります。
Kids6のレッスンで、間もなくやってくるゴールデンウィークや夏休みの予定について話しました。
以前に勉強した、予定を表す be going to の復習です。
“What are you doing during this Golden Week?”
「え~、まだ決まってなーい」
「どこに行くかお父さんとお母さんが決めるんだよね~」
「たぶん、どこにも行かない。『どこ行っても混んでる』ってお母さん、言ってたもん」
これでは練習になりません。
大人だったら、「本当は行かないけど、『京都』とでも言っておくか。英会話の練習だから、どこでもいいだろう」と考えると思うのですが、子どもは真剣、適当なことを言ったりはしません。
あくまで真面目に、本当のことを言います。
“I don’t know yet.”
“We haven’t decided yet.”
と言わせるようにしたりもするのですが、それでは be going to の練習にならないので、「じゃあ、行きたいなぁって思う所でもいいよ、本当だったらいいなぁって思う所で言ってごらん」と促します。
「ウソでもいいから」とは言いませんよ、嘘はダメって大人に言われているはずですし。
“I’m going to USJ.”
“I’m going to Disney Land.”
夢は大きく、”I’m going to Hawaii.” くらい言うかな?と思っていたら、
“I’m going to … 宇宙って何て言うの?”
!!!
もう一人の子は、”I’m going to … 過去。過去に行ってみたい!”
!!!!!
すごいですね、子どもたちの想像力。
USJ、Disney Land、Hawaiiなんて、自分の固い頭が恥ずかしいです。
でも、こうして何かを言えば練習になるし、新しい言葉も覚えることができるので、子どもたちをうまくのせて、たくさん話せるようにしていきたいなぁと思います。
思いもよらないようなことがでてくると、何より楽しいですし。
「ウソ」ではなくて、イマジネーション😄
2017年4月15日
新年度が始まって1週間あまりが経ちました。
新しく加わった生徒さんたちも、初めての英語のレッスンを楽しんでくれたようで、笑顔が溢れるスタートを切ることができました。
週に1回、約1時間のレッスンです。
正直なところ、英語を身につけるには十分な時間とは言えません。
子どもたちは、習ったことをすっと吸収しますが、忘れるのも早いです。
レッスン後にお迎えに来たお母さんが、帰りの車の中で「今日は何を勉強したの?」と聞いても「忘れた~」と言う子が多かったりします。
お母さんたちにしてみれば、がっかりですよね。
先ほど「子どもたちは…」と書きましたが、習ったことを忘れるのは子どもに限ったことでなく、人間の記憶のメカニズムで、大人でも同じことです。
習ったことは一時的な記憶として脳に入りますが、数分後、長くても1日もすれば忘れてしまうことがほとんどです。
覚えたことを長期記憶として脳に留めるためには、何度も繰り返し復習することが必要です。
そのため、教室では毎週、子どもたちに宿題を出しています。
レッスン後から次のレッスンまでの間にCDを聞いて、習ったことを思い出し、練習して定着させるための時間です。
宿題をきちんとしてきてくれるおかげで、レッスン時にちょっとあやふやだった子も、翌週のレッスンでは語彙や表現がすっと口から出てきたりします。
昨年からは、もっと英語に触れる時間を増やしたいと、宿題を毎日してもらうスタイルにしました。
宿題では、まずCDを聞いて、声に出して練習します。
そして、書く練習では、ワークブックのページをクリアファイルで挟み、ホワイトボードマーカーで書いて、終われば消して、また書いて、と繰り返し練習します。
耳と目と口と指を使って何度も練習することで、無理なく覚えて長期記憶として頭に残っていきます。
子どもたちを見ていると、ホワイトボードに絵や字を書くのが好きな子が多いので、マーカーを使った宿題を楽しんでやってくれるようです。
ただ、指が当たると消えてしまったり、ページが汚れたりするのが気になっていました。
特に左利きの子はやりにくそうで、何かいいものはないかと考えていたら思いつきました。
フリクションのペンです。
ドライヤーがおすすめ
手やページが汚れることなく練習できるし、終わったら専用の消しゴムでこすって消すことができます。
おすすめはドライヤー。
ブワーッと温風を当てると一気に消すことができて、子どもたちにはマジックのようで楽しめるのではないでしょうか。
フリクションペンはカラーも豊富なので、毎日違う色で練習しても楽しいかもしれません。
英語だけじゃなく、漢字の書き取りや算数のドリルなどでも使えそうですね。
小さな子どもたちは、まだ一人では宿題ができないので、お父さんやお母さんに手伝っていただくことになります。
仕事に家事に育児にと忙しいおうちの方に毎日時間を取ってもらうのは心苦しいですが、必ず英語の力がついてきますので、一人でできるようになるまではどうか手伝ってあげてください。
「宿題やったの!? 早くやりなさい!」と怒らなくてもすむように、子どもたちが「宿題楽しい」と思えるような宿題の方法を工夫して、自発的に取り組めるようにしていきたいと思います。
まずは、フリクションペン&ドライヤー。
どうぞお試しください。
2017年4月12日
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