日記

 Th, Th, Th, Th …

いつもはおじいちゃんが送り迎えをしてくれているS君。

今日は小学校で授業参観会があったので、久しぶりにお母さんが送ってこられ、そのままレッスンを見学してくださいました。

 

先週「曜日」を習い、今日は特に発音を練習したのですが、それぞれの曜日の頭文字を体で表しながら、文字と音を意識させました。

Sは手を使って大きくSの字を書き、Tは両腕をまっすぐ横に広げる、という具合です。
ThursdayのThは文字ではなく、発音する時の舌の動きを手で表します。

上下の歯の間に挟んだ舌をすっと引っ込める様子を、顔の前においた手をすっと後ろに引いて表すのです。

 

これがなかなかいい感じ。

 

講師が舌の動きを見せて真似させても、小さい子どもたちは思うようにはできません。

すっと引っ込められなかったり、逆に「あっかんべー」のように出してしまったり。

(それはそれでカワイイのだけど。)

でも、これをすると手を引くのと同時に、ちゃんと舌を引っ込めてきれいに発音できるようになるのです。

 

帰り際にS君のお母さんが、「(S君の)発音がやっぱり違いますよ~、カタカナ英語じゃない。私の耳じゃ、時々聞き取れないことがあります。」とおっしゃっていました。

 

先日のブログではありませんが、目も耳も口も体も使って覚えるのがいいのだなぁと感じました。

 

 

 Phonics やがて大きな力に

Kids 4のクラスはフォニックスの学習で、au、a、oで表される母音について学びました。

レッスンの最後に、これまで学習してきたフォニックスの復習も兼ねてunscrambleのプリントをしました。
習ってきた発音ごとにバラバラになった文字を並べ替えて単語を作ります。
ちょうどFerris Wheel(観覧車)という語を習った課だったので、問題の横にFerris Wheelを描き、1問解くごとにFerris Wheelのゴンドラにスタンプをひとつ押してあげます。

そして、全部正しく答えらえると、Ferris Wheelを1周することになるというわけです。

 

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この活動、毎回すごく盛り上がります。

速さを競いあわせてはいないのですが、お互いに「今、何問め?」「やった!俺のほうが速い~」と言いながら競争のようにやっています。

そして、1問ずつクリアしていくのが、ゲーム感覚で楽しいのでしょうか、どの子も夢中で取り組むのです。

 

フォニックス学習は単語を綴ったり、読んだりする力をつけるのに役立ちます。

ある程度学習が進んでくると、初めて見る単語でも読めるようになってきます。

文字から単語、単語から文、文章へと段階を踏んで力をつけていく子どもたち。

4年間の成長を感じることのできるレッスンです。

 

 

 凧揚げ、こま回し

冬休みがあけ、子どもたちがレッスンに戻ってきました。
最初のレッスンでは、どのクラスでも冬休みにしたことについて子どもたちに質問しています。

 

Did you eat mochi?  Yes, I did.
Did you write New Year’s cards?  Yes, I did.
How many cards did you write?  Six.

 

cards

 

カードを使って、絵を見せながら質問するので、英語を習い始めたばかりの子でも内容が理解でき、Yes. No.で簡単に答えることができます。

 

カードの中には凧揚げ(fly a kite)とこま回し(spin a top)のカードがあります。

どちらも伝統的なお正月の遊びですが、Yes.と答える子はほとんどいません。

私たち親世代も、お正月に凧揚げやこま回しで遊んだという人は少ないのでは。

多分、おじいちゃんやおばあちゃん、親が凧揚げに行こうと誘ってくれたのに「寒いからイヤだ~」とか言って、結局やらずに大きくなってしまった、というところでしょう。

もっと昔、祖父母や親が子供だった頃は、親は絶対的な存在で、「寒いからイヤ」などという言い訳は通用せず、言われるがままにそうした遊びを覚え、楽しさを覚えていったのだと想像します。

親子の関係(力関係?)も時代とともに変わっていますね。

 

それでも、年末年始に帰省した時には、海岸で凧を揚げる親子を何組も見ました。

穏やかなお正月の真っ青な空に浮かぶ凧は、見ているだけで心が温かくなりました。

嫌がる子どもをなだめすかしてお父さんが連れ出したのか、もしかしたら、お正月くらいのんびりしたいよ、と渋るお父さんを子どもが連れ出したのかもと、空想しながら見ていました。

 

遊びに限らずいろいろな経験は人生を豊かにすると思います。

教室の子どもたちと一緒に凧揚げやこま回しはできないけれど、子どもたちがやってみたいと思うようなきっかけ作りくらいはできるかな。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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