imagination
子どもたちは真面目というか、素直というか、純心というか、大人のように「適当なことを言っておけばいいだろう」という打算的なところがないので、レッスンをしていてちょっと困ることがあります。
Kids6のレッスンで、間もなくやってくるゴールデンウィークや夏休みの予定について話しました。
以前に勉強した、予定を表す be going to の復習です。
“What are you doing during this Golden Week?”
「え~、まだ決まってなーい」
「どこに行くかお父さんとお母さんが決めるんだよね~」
「たぶん、どこにも行かない。『どこ行っても混んでる』ってお母さん、言ってたもん」
これでは練習になりません。
大人だったら、「本当は行かないけど、『京都』とでも言っておくか。英会話の練習だから、どこでもいいだろう」と考えると思うのですが、子どもは真剣、適当なことを言ったりはしません。
あくまで真面目に、本当のことを言います。
“I don’t know yet.”
“We haven’t decided yet.”
と言わせるようにしたりもするのですが、それでは be going to の練習にならないので、「じゃあ、行きたいなぁって思う所でもいいよ、本当だったらいいなぁって思う所で言ってごらん」と促します。
「ウソでもいいから」とは言いませんよ、嘘はダメって大人に言われているはずですし。
“I’m going to USJ.”
“I’m going to Disney Land.”
夢は大きく、”I’m going to Hawaii.” くらい言うかな?と思っていたら、
“I’m going to … 宇宙って何て言うの?”
!!!
もう一人の子は、”I’m going to … 過去。過去に行ってみたい!”
!!!!!
すごいですね、子どもたちの想像力。
USJ、Disney Land、Hawaiiなんて、自分の固い頭が恥ずかしいです。
でも、こうして何かを言えば練習になるし、新しい言葉も覚えることができるので、子どもたちをうまくのせて、たくさん話せるようにしていきたいなぁと思います。
思いもよらないようなことがでてくると、何より楽しいですし。
「ウソ」ではなくて、イマジネーション😄
2017年4月15日