当たり前、でも不思議
帰国子女の子供たちのレッスンをしていて、おもしろいなぁと思うことがあります。4~5年、英語圏の国の現地校で学んできた彼らは、本やリーディングの宿題をすらすらと読むことができるのですが、苦手なことがひとつあります。それは、ローマ字で書かれた日本語の名前。先日も英検受験前の練習で予想問題を解いたのですが、BarbaraやCindyなどの名前はすらすら読めても、Shoko、Sakuraなどと出てくると詰まってしまいます。地名なんかも同じ。小学校でローマ字を習う前の学年の子供なので、当然と言えば当然なのだけれど、最初はすごく不思議な気がしました。
フォニックスを学習してきて、英語が読めるようになってきた帰国子女でない子が、小学校でローマ字を習い始めた当初、混乱して読み方が分からなくなってしまったことを思い出しました。改めて英語とローマ字の表記方法の違いを感じました。
2009年10月19日