サマー・パーティ リポート
梅雨明けから猛暑が続いていて、大人たちは早くも夏バテ気味ですが、夏休みに入った子供たちは元気いっぱい。毎週、教室に来るたびに肌の黒さが増しています。
25日(日)には、恒例のサマー・パーティーを行いました。太陽が一番高い時間の開催で、参加してくれた子供たちは汗だくになりながらゲームや流しそうめんを楽しみました。
ウォームアップは「後出しじゃんけん」。講師の出した手を見て、あいこになるように、勝つように、負けるように後出しでじゃんけんをします。簡単? いえ、いえ。『後出し』と侮ることなかれ。これが意外と難しいのです。つられて同じものを出してしまったり、負けなきゃいけないのに、勝つ手を出してしまったり。小さい子も健闘していましたが、やっぱり高学年の子のほうが上手でした。でも、一番下手なのは大人かもしれないなぁと思います。子供たちのように素早く反応できる自信は、私にはありません。
チーム対抗のゲームは2つ。まずは「人間スピーカー」。夏に関することばを一人一文字ずつ一緒に言い、他のチームが何のことばか聞き取って早押しで答えます。3文字、4文字くらいのことばはまずまず聞き分けられるのですが、5文字になってくると大変です。出題者の声の大きさもそれぞれ違うので、「全部『ば』にしか聞こえな~い」「『な』と『す』と『み』はわかったけど~」と3回言ってもらってもわからないこともしばしば。見ていても楽しめるゲームでした。
続いては外に出て、「穴あきカップレース」。プールに張った水を一人ずつ順番にカップで運び、いち早くペットボトルをいっぱいにしたチームが勝ちです。でも、カップには穴があいていて、運びながらもどんどんもれ出てしまうし、、ペットボトルの口が小さいので、外へこぼさずに入れるのが難しいし、とそんなに簡単にはいっぱいになりません。小さい子がカップの底に手を当てて、そろそろと運ぶ姿がとてもかわいかったです。
12時を回り、お待ちかねの流しそうめんの時間になりました。器にめんつゆ、ねぎ、しょうがを入れてスタンバイ。食べるより流れてくるそうめんをとるのが楽しくて、お椀にそうめんが溢れそうになっている子がいたり、人の分までとってあげている子がいたり、何度やっても麺が箸をすり抜けてしまい恨めしそうに麺を見送る子がいたり、みんな大騒ぎしながら冷たいそうめんを堪能しました。
夏の日差しが照りつける中でのサマー・パーティー。子供たちは、またまた黒くなって帰っていきました。
2010年7月28日