スペリング

 昨日のレッスンは思わぬ(嬉しい)誤算がありました。
 月の名前を覚え、文字を見て認知できるようになった生徒たちに、少しずつでもスペルを覚えてもらおうと、レッスンの最初にホワイトボードに月の名前を書かせる時間を作りました。当初は何を書くのかをあらかじめ言わずに、講師が”J” “a” “n”・・・と一文字ずつ言って、それを書いてもらう予定だったのですが、ボードに12の点を打ったところで、生徒たちが「月の名前を書くの?」と言って、わかるものからどんどんと書き出しました。「確か、こんな感じだったよなぁ」「次はaだっけ、eだっけ?」などと言いながら、みんなで順番に書いていきます。もちろん、すべてが正しく書けたわけではないのですが、長い単語でも1、2文字間違いがある程度でした。「すごいねぇ。よく書けるようになったねぇ」と褒め称えたことは言うまでもありません。
 Kids3になって、確かに書く練習にも時間を割くようにしていますが、まだ十分ではないし、つづりの助けとなるフォニックスの勉強も途中です。それでも、子どもたちは単語がつづれるようになりつつある。J・a・n・u ・・・と一文字ずつ覚えるのではなく、目にした単語を写真のような映像で覚えているのでしょうか?不思議だけれど、成長ぶりがとても嬉しいです。