おめでとう!

 ちょうど1週間前のこと。秋に英検3級に挑戦した2人の生徒が合格を報告してくれました。小学3年生と4年生のYくんとMちゃん、本当によくがんばりました。私も自分のことのように嬉しいです。
 Yくんは先週、いつもどおりに、いや、いつもより心なしか静かな感じで教室に来ました。彼が2次試験で落ちることはないと確信があったものの、一抹の不安を抱えつつ「英検、どうだった?」と聞くと、「え、あぁ、受かったよ。」とそっけない返事。クールに決めていたけれど、口元が緩んでいたのを見逃しませんでしたよ。そして、その後から来たMちゃん。彼女は満面の笑みで、合格通知を見せてくれました。
 Yくんは、昨年の4級合格のあと、今回の3級受験を決めるまでに気持ちに揺れがありました。4級に合格し、続けて次もがんばろうと3級の勉強を始めたものの、4級に比べたらやっぱり難しくてなっていて、受験をしないと言い出すこともありました。初めて受験のMちゃんも、英語というよりは『試験』そのものに大きな不安を感じたようで、決心するのに時間がかかりました。それでも、お母さんやお父さんに背中を押され、やってみようという気になったようです。本人たちの努力はもちろんですが、家庭学習での親御さんたちのご協力や大きな励ましもあり、見事、合格通知を手にできました。保護者の方に感謝いたします。
 そして今日。「先生、私、1月に準2級の試験、受けることにした。」とMちゃん。今回の経験が大きな自信になったようです。また、一緒にがんばりましょうね。