echidna 其の一
今日は教室のキャラクターに選んだechidnaのお話を少し。
echidnaはオーストラリア全域とニューギニア島の一部に生息する原獣亜綱カモノハシ目ハリモグラ科に属する動物で、おなかの袋で卵を孵化させ、授乳をして育てる哺乳類です。echidnaという名前は、ギリシア神話に登場する上半身が女性、下半身がヘビというモンスター(!)Echidnaに由来するのですが、卵を産む爬虫類と授乳する哺乳類の両方の特徴を持つことから名づけられたそうです。
(う、ヘビ女か~…。)
全長は35cm~40cmで、特徴的な口ばしの長さが7.5cmくらいと、思っていたよりも大きい!でも、短い脚を動かしてひょこひょこと歩く姿はかわいいですよ。
https://en.wikipedia.org/wiki/File:French_Island_Echidna.ogg
(Wikipediaより)
体を覆う固いトゲは最大5cmになり、1年に1度生え代わります。おもしろいことに、トゲは筋肉がそれぞれ独立しているので、別々に動かすことができるのだとか。
外敵に襲われると体をボールのように丸めて、固く鋭いトゲで防御します。頭と足、おなかの部分にはトゲがありませんが、全部で何本くらいのトゲが生えているんでしょうね。
まるまるっとしたechidnaは、意外なことに泳げます。
https://www.youtube.com/watch?v=v-7spsuGu9k
(YouTubeより)
鼻を時々水面から出して、脚を一生懸命動かしながら泳いでいる様子を見れば、一瞬でechidnaが好きになること間違いなしです。
まだまだおもしろいechidnaの話、次回に続きます。
2016年10月10日