ホームステイ5か条

先日、イギリスからの交換留学生をご家庭に迎えているご家族のお話をブログに書いたのですが、今朝、毎日聞いているPodcast “All Ears English” で、ホームステイに行くとき心にとどめておくことについて話していたので、シェアしてみたいと思います。

 

1. 自分の地域や国のちょっとしたお土産を持っていく
名産品やお菓子など、また地図などをプレゼントし、自分が住んでいる町がどんなところかを話してあげると喜ばれる

 

2.早い段階でHouse Rules(その家の決まり事)を聞いておく
例えばcurfew(門限)があるか、家の中では靴を脱ぐか、chores(日課・家事など)でお手伝いできることは何か、などを尋ねておく

 

3. 文化の違いがあって当然と認識し、自分の考えをはっきり述べること
食事の仕方ひとつとっても、自分の国のやり方とは異なることがたくさんあるはずなので、知らずに違うことをしてしまってホストの子どもたちに笑われたりしても、恥ずかしく思ったり、不愉快に感じる必要はない。自分の国ではこうするが、この国ではどうするのか教えてほしいと聞けばよい

 

4. 必要なことがあればきちんと口に出していうこと
I want ~、I need ~といった表現は直接的で失礼なので、I would like ~、Would you mind me ~などの表現を覚えておく

 

5. 習ってきた英語と実際に使われている英語が違って戸惑うことがあるかもしれないが、わからない時は「わからない」とはっきり伝え教えてもらう

ホストファミリーも”家族”を迎えることを楽しみにしているし、perfectであることを期待してはいない。人と人としてのつながりが大事。

 

これは、アメリカにホームステイに行くというリスナーの質問に答えてのtipsだったのですが、どの国にホームステイに行くことになっても当てはまることだし、日本人が同じ日本人の家にしばらく滞在することになっても当然気をつけるべきことだと思います。
ただ、「はっきり言う」「きちんと口に出す」というのは日本人では苦手な人が多いかもしれませんね。日本は「空気を読む」のを良しとする文化ですから。私もどちらかというと苦手です。でも、私の経験からすると、だんだん慣れてきます。というか、これじゃやってけないと思う日が来ます。そして新しい自分になれるチャンス到来!とポジティブに考えればいいのです。

 

plus

新しい家族と暮らしたり異文化に触れることは緊張し、疲れることだと理解しておく。

 

ホームステイは限られた期間のこと。嫌なこと、うまくいかないことがあってもそれがずっと続くわけではないし、あとになって振り返ってみれば、それすらもいい思い出になる。

 

Honeymoon Periodがある。最初は何を見ても聞いてもGREAT!と感じるが、壁にぶち当たる時がくる。

 

自分の国、相手の国、どちらの文化も違いはあるけれど、すばらしいものである。そして、それを体験(探検)中。

 

番組のホストの話を聞いていて、私自身のホームステイ体験を懐かしく思い出しました。メールもインターネットも普及していない時代。自分で行くと決めたことなのに、思うようにいかず辛くて泣いたこともありました。

でも、一生のうちのほんの短い異文化体験を実りあるものにできるかどうかは自分次第。たとえ失敗しても得るものは必ずあります。