新年度が始まって、ひと月。
ひとつずつ学年が上がった生徒さんたちと、今年も一緒に勉強です。
「初めまして。」の生徒さんとも、一緒に勉強できるのが楽しみです。
世界の国々に興味を持っている生徒さんがいます。
彼は本当にすごい!のです。
世界中の数多の国々の英語の名前はもちろん、位置、首都、そして国旗をすべて覚えているのです。
彼に感化されて、大きな世界地図を教室に掲示しました。
そして、『世界えじてん』というカレンダーをアップサイクルして、世界の国々を紹介しています。
大きな国から小さな国まで
『世界えじてん』かわいらしい絵でその国を紹介しています
だんだん賑やかになってきました😊
『世界えじてん』カレンダーには、「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」がその国の言葉で紹介されていて、中学2年生クラスの生徒さんたちは、レッスンが終わると「ド ポバーチェンニャ」(ウクライナ語)などと言って帰っていきます。
旅行が推奨されない今ですが、海外旅行気分を味わっています。
2021年4月30日
Merry Christmas!
Happy Holidays!
先日12月21日(土)に教室でクリスマスパーティーをしました。
その時の様子をリポートします。
10:00am 子どもたちがやってきました。
ハロウィーンとは違って、仮装がmustではありませんが、クリスマスらしい飾りのついたゴムで髪を束ねている子、おしゃれな服で来てくれた子もいます。
最初はクリスマスに関係した英単語の練習です。
Christmas tree、presents、Santa Clausなどのカードを見せて、単語を言ってもらいました。
さすがに知っている単語ばかりでしたが、おもしろかったのはsleigh。
「そりぃ~(sleighのアクセントで)」だって!
『そりぃ~』と『すれ~ぃ』 似てなくもない?か?
単語を習いながら、Christmas dinnerでは七面鳥を食べるとか、プレゼントを持って来てくれたSantaさんのために、cookiesとmilkを用意しておくなどの海外の習慣も少々披露。
単語が1番に言えた子にカードを貼ってもらって、ツリーが完成しました。

その単語について、次は”What’s the missing letter?”
Phonicsを習っている子どもたちなので、音を頼りに単語を完成させます。
難問はクリスマスリースの□reath。
黙字はほとんどの子がまだ習っていません。
が、Mちゃんが正解すると、他の子も次々と全問クリア。
もしかして教えてもらった?
でも、覚えてくれればそれでよし!
嬉しかったのは1年生の子どもたちです。
今年習い始めたばかりですが、「ベルズ(bells)だから、b、b、わかった!Bだっ!」と、ちゃんとphonicsを理解していました。
今年のパーティーで、私が一番楽しかったのは「クリスマスソング イントロクイズ」。
ジングルベルや赤鼻のトナカイ、あわてんぼうのサンタクロースといった定番ソングで、早押しクイズをしました。
正解の曲名が言えた子にキャンディをプレゼント、そして立って歌えた子にもプレゼントと言うと、みんなが大きな声で歌ってくれて、大いに盛り上がりました。
その盛り上がりのまま、グループ対抗のゲームに突入。
サンタやキャンディケインなどのシールが貼ってあるたくさんの紙コップの中から、全種類を1つずつ集めるゲームです。
使っていいのはストロー。
紙コップを引っかけて運びます。
すでにある絵柄のカップを持って来て、「違う~、それはもうあるぅ~」となるかと思っていましたが、集めた絵柄は記憶していてないものを取ってこられたとのことでした。


スナックタイムのクリスマスケーキは、今年は自分たちで飾り付けて楽しみました。
カラフルなグミをきれいに並べたり、ポッキーをの側面に突き刺したり(!)、それぞれの個性が爆発していました。
お菓子を食べすぎて、お昼ごはんが食べられなかったんじゃないだろうか。


こうして、1年の締めくくりとなるクリスマスパーティが無事終了です。
レッスンもお休みに入り、次に子どもたちと会うのは年明け。
クリスマスにお正月、クリスマスプレゼントにお年玉と楽しいこと、嬉しいことばかりの冬休みを、元気に過ごしてください。
Happy New Year!
2019年12月24日
レッスンでは、子どもたち自身が考える時間を大切にしています。
教えられたことをそのまま受け入れるのではなく、どうしてそうなのかを自分で考えることで、深く理解し、身につけられると思うからです。
この間は、英語では絶対に避けて通れない可算名詞と不可算名詞の勉強をしました。
appleやorange、milk、butterなどの食べ物カードを、名前を練習しながら子どもたちの前で黙って2つのグループに分けて見せました。
グループがだんだんできてくると子どもたちは「どうして2つに分けているんだろう、なんだろう」と考え始めます。しばらくすると「わかった!」と言うので、子どもたちに残りのカードを渡し、自分たちでグループ分けするように促します。
全部を分け終えた後、どうしてそう分けるのかを尋ねます。
「こっちは赤いもの」「いやいや、onionは赤くないでしょ~」
「あ、わかった!そっちは容器に入っているものだ!」「じゃあ、パンに塗ったジャムはこっち?」
「う~ん・・・。こっちは他にどんなものがある?」「う~ん、penとかrulerとか」
子どもたちは感覚的にその違いに気づいているけれど、きちんと言葉に表せないのだなぁと見ていて思います。
ぼんやりしたその感覚を、しっかり形のあるものにしてあげるのが私の役目です。
「じゃあさ。手のひらにリンゴを持ってみて」と言うと、子どもたちは両の掌でリンゴを持っているふりをします。
「そのリンゴ、1個ちょうだい」「Here you are.」
そんなやり取りをしていると、「あっ!わかった!! 『数えられるもの』と『数えられない物』か~」
そうして腑に落ちたことはなかなか忘れないだろうと思います。
それでも、子どもたち一人ひとりが自分の頭を使って考えることは絶対に大事だと感じています。
考える過程で、頭の柔らかい子どもたちから出てくるユニークな答えに笑わせてもらえるという副産物もありますし😊
2019年12月18日