子どもの感性
昨日のTotsクラスでは、テーマが海の生物から地球環境、リサイクルへと発展していきました。5歳の子どもたちにはちょっと難しいテーマで、正直、扱うのをためらったのですが、子どもの視点で感じることもあるだろうとやってみました。
1時間目に魚たちが楽しそうに泳ぐ絵を見ながら、jelly fish、dolphin、sharkなどの言葉を覚え、前回はゴミがあふれる海の写真をきっかけに、「ゴミを拾う」「ビンを捨てる」「レジ袋をたたむ」などの動作の英語を勉強しました。
3時間目の昨日は、海や山の生き物たちのために「ゴミをゴミ箱に捨て」たり、「リサイクルし」たり、「木を植え」たりもできるね、ということを話し合いました。そして、まとめの学習で、街の絵の中のゴミがあふれたり、水が出しっぱなしになっている悪い箇所を探しだし、そこに正しい絵を切り貼りしました。切り株だらけの山のところに、木が生えた山の絵を貼ったYくんが「木がみんな笑ってるね」とぽつり。はっとしました。目や口が描かれているわけでもないのに、彼は木が喜んでいるのを感じとったんだなぁと、何とも言えないほんわかした気持ちになりました。
子どもの視点で感じることもあるだろう、ではなく、子どもの視点に私自身が感じさせられたレッスンでした。
2009年9月4日